09/08/04
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この三日間良い天気が続いている。半袖と長ズボンで暑くもなく寒くもなく快適に過ごせる。涼しい夏ってのも、天気が良いと
なかなか心地よいものだ。
12時半から9時半までバイト。サブウェイで働き始めてから約3週間が経ち、仕事も大分慣れてきた。最近は客を観察する余裕
も出てきた。毎回同じサンドイッチを頼む人、毎回新しいメニューにチャレンジする人、野菜を一切入れず肉だけで食べる人、
異常にソースにこだわる人、注文が極端にうるさい人等など、色んな人がいるものだ。うちの店には約9種類のソース(ドレッシング)
が揃っているが、今日「すべてかけてくれ」と注文する人がいた。「お腹壊しても責任とれませんよ」と説得し、今回は4つぐらいで
我慢してもらったが、バーベキュードレッシングとハニーマスタードを混ぜるとどんな味になるかぐらい普通想像できるものでは
ないか...
サブウェイは店舗数で言うとなんとあの世界企業マクドナルドを抜いている。だが意外と店に来てどうやって注文すればいいか分
からない人が多い。そこで、今日は「美味しいサブウェイの食べ方」と題して、軽く紹介しよう。
美味しいサブウェイの食べ方
個人的にサブウェイは世界一従業員からの「質問」が多い店だと思っている。「注文の多い料理店」という話があるが、それを思い
浮かばせるほどサンドイッチを一つ作るまで、たくさんの質問をこちらからしなくてはいけない。思えば、一つ作るまで平均5回は
客に質問するような気がする。そのためかうんざりした表情を出す客も少なくない。しかし、人にはそれぞれ「好き嫌い」というもの
があるもので、逆に質問をしないとその客にとって「まずい」サンドイッチとなってしまうのである。サブウェイの店員はこの葛藤の
なか日々サンドイッチに精を出しているのである(笑)。そこで、「うんざり」しないためにも、効率的な注文の手順をお教えしよう。
この手順を踏めば、店員の質問も50%は削減できるだろう(笑)。
1.まず、「何」サンドイッチにしたいか決める。例:照り焼きサンドイッチ、野菜サンドイッチ、ツナサンドイッチ
以外と他の情報に気がとられ、この肝心な中身を伝えるのを忘れる客が多いのである。
2.大きさを決める。大きさは2種類、6インチか、倍の12インチ。
3.パンの種類を決める。日本とは少し違うようだが、イギリスの場合、Italian, Hearty Italian, Parmesan and
Oregano,
Italian Herb and Cheese, Honey Oat,
Wholemeal の6種類と、Deli Style (小さな丸パン)一種類がある。
以上3つの情報を、一気に客のほうから伝えていただければ、ここで3つも質問の数を削減できるのである!
4.チーズを入れるかどうか、どのサラダを入れるかを伝える。
しかし、ここは客のほうが一つ一つ注文するよりも(例えば、「レタスとトマトと少しピーマンを入れてください、オリーブは3つ
だけでいいです。ほかはいりません」などのように...)、店員が効率的な質問の仕方を知っているので、それに素直に応じ
ていったほうが良いだろう。客のほうから上記のように細かく一息に注文されても、店員が覚えられずまた何度も聞く羽目
になるのがオチである。サブウェイの店員は決して日本の寿司職人ではないのよ!
5.ドレッシングを決める
と以上が手順である。よく、サラダを入れれば入れるほどお金がかかるだとか、チーズを入れると高くなると思う人がいるが、
それらはすべて表示価格に含まれている。逆にいうと、価格設定はすべての材料を入れることを前提としているので、
すべて入れなくては損することになるのである!!たまに、肉とパンだけしか注文しない人がいるが、そんな人はサブウェイ
の思う壺である!客の方から利鞘を上げてどうする!遠慮しないで、かつ好き嫌いなどせず、「元をとる」意味合いを含めて、
すべての具材を入れるべきである!もっと言うのなら、「ちょっとレタス少なくありませんか?」などと、おばちゃんっぽく
こだわって良いのである! ・・・僕としたことが少々熱くなってしまった(笑)
サブウェイは注文しだいではぼったくり並に高くついてしまうことがあるが、以上のアドバイスを考慮した上で一度は食べてみる
ことをお奨めする。意外とおいしいよ!ってな訳で、明日のお昼にサンドイッチはいかが?(営業しちゃいました!)